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王道じゃない王子様

〜にのにかまる〜

映画「スキャナー」の衝撃が大きすぎた件

本日、安田章大さん出演の「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」

を鑑賞してきた。

 

先程、上映が終わったのだが興奮が冷めやらない。

誰かに話したい。みんなにこの映画を見て欲しい。

 

この記事では、前半にネタバレなしの宣伝と

後半に私の感想(ネタバレ満載)でお送りします。

 

今回の映画は正直「安田章大くん出るから見てみようかな〜」

というノリだった。

 

一応、TVで流れた記念特番もチェックしていたが

安田章大くんはエリート刑事役なんだ♪」

という程度だった。

 

まず始めに、ストーリーがめちゃめちゃ面白い。

脚本家の古沢良太さん、監督の金子修介さん、尊敬します。

 

最近の映画は、ドラマからの延長であったり

漫画や小説が原作という作品が多いため

大体のストーリーや結末は知った状態で見ていた。

 

しかし、この “スキャナー” は違う。

映画のために書かれた脚本で、映画を見た人しか結末が分からない。

 

と言いつつも

「ありきたりの内容で、犯人とか話の展開とか予想できちゃうんだろうな〜」

と思っていた。

※ドラマや映画の結末がよく自分の予想通りになることが多い。

 

“衝撃の結末” と宣伝されると

映画見ながら、「どうせ最後どんでん返しでしょ。ほらほら〜。」

ってなるのが通常だが。

 

“スキャナー” は違った。

先回りして考えるのだが、最後まで裏切られ続けた。

何度も息を呑んだ。

 

この映画は出演されている

野村萬斎さん、宮迫博之さん、安田章大さん、杉咲花さん、木村文乃さん達の

ファンの方はもちろん楽しめる。

加えて、ファンでない方でも、最高に楽しめます。断言します。

 

ありきたりな言葉しか出てこないけれど、とにかく面白い。

今までにないくらい、オススメしたい映画です。

良かったら、是非劇場に足を運んでみてください。

 

 

以下、感想(ネタバレ有りです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここからは、映画の感想を書きます。(主に安田章大くんについて)

ネタバレ満載なので、まだ鑑賞していない方はお気を付けください。

 

映画を見た直後に1番言いたかったことは

「うそ。佐々部...。ヤスくん...。うそだろぉぉぉ!」

 

 

最初はコメディ要素が多かったが中盤以降

苦手なホラー要素がたびたび出てきて、何度か手で顔を覆った。

 そして少しグロテスクなシーン(ナイフで刺す)もあった。

意外と、サスペンス要素が多く見応えがあった。

 

物語は、木村文乃さん演じる沢村雪絵が行方不明になることから始まる。

教え子の秋山亜美(杉咲花)がマイティーズの丸山(宮迫博之)と

仙石(野村萬斎)に依頼するのだが

思念から読み取った情報を警察に伝えても信じてもらえない。

 

そこで、警視庁に情報提供することになった。

担当は警部補の野田直哉(風間杜夫)とエリート刑事の佐々部悟(安田章大)。

当初、佐々部悟は「警察は科学捜査なんで。」と丸山と仙石に協力を要請しないが

仙石の能力で連続失踪事件のヒントが出てくるのが分かると

「占いだろうとなんだろうと、真実が知りたい」と単独で仙石達と調査を始める。

 

容疑者として、たどり着いたのは“エリカ”という少女。

エリカの住んでいた家に向かうと、ボロボロでホコリだらけの空き家だった。

咳き込む佐々部と仙石。仙石はたまらず佐々部のハンカチを奪って口を押さえた。

 

飾っていた絵からエリカの思念を読み取ると、

連続失踪事件での最後の標的が “秋山亜美(杉咲花)” だと判明した。

しかし、警察によるとエリカは10歳の頃に亡くなっていた。

警察の調べで、真犯人として伊藤忍(ちすん)を確保し 

秋山亜美を無事保護した。

 

なにかを引きずりながら山道を歩く強烈な思念によって

気絶してしまった仙石(野村萬斎)は目覚めると

丸山(宮迫博之)を呼び出し、その思念の持ち主の後をたどった。

そこには大きな袋があり、中を見ると亡くなった沢村雪絵(木村文乃)だった。

 

沢村雪絵からの思念で、仙石は胸ポケットを見ると

先程、ホコリっぽくて口を覆うために思わず奪った佐々部悟(安田章大)のハンカチ

 

そのハンカチには佐々部悟(安田章大)が沢村雪絵(木村文乃)を引きずりながら

運ぶ思念があった。

 

その頃、警視庁では伊藤忍(ちすん)が犯人であるように意図的に操作されており

秋山亜美(杉咲花)が行方不明になっていることが判明した。

 

秋山亜美が目を覚ますと、手足は固定されており

そこに黒い長い髪で白い服を着た犯人が立っていた。

佐々部悟(安田章大)だった。

佐々部は死んだエリカの兄だったのだ。

エリカとの遊ぶ約束を破り、そのせいで死んでしまったエリカの復讐を果たすため

エリカに成り代わって沢村雪絵たちを殺していたのだ。

 

秋山亜美を殺そうとナイフを振りかざした瞬間

丸山と仙石が助けに来て、佐々部を押さえ込んだ。

ナイフは飛んでいき、手足を縛られてカツラもはぎ取られた。

 

しかし、佐々部は手足の縛りを解くと

隠し持っていた拳銃で秋山亜美を殺そうとする。

仙石は転がっていたボールからエリカの思念を読み取ると

佐々部悟にとって衝撃的な真実が判明した。

警察に囲まれ、野田直哉(風間杜夫)に説得されるが

佐々部悟は自らの拳銃で胸を撃ち抜いた。

 

佐々部悟が死ぬ間際、仙石はエリカと佐々部悟がボール遊びをする思念を見せた。

 

と、ざっくりとあらすじ書きました。

※面倒になってかなり省きましたし、勘違いしている解釈もあるかもしれませんので、ご了承ください。

 

 

とにかくですね、エリート刑事役だと思っていた私からすると

大どんでん返ししまくり!な訳です。

仙石(野村萬斎)の胸ポケットから佐々部悟(安田章大)のハンカチ出てきたとき

叫びそうになった。

だって、その前に伊藤忍(ちすん)確保、秋山亜美(杉咲花)保護の時点で

佐々部の出番は完全に終わりだと思っていたから。

 

しかも、佐々部はエリカになりきっているから女装してる。

※“黒髪長髪の安子”をイメージしてください。

 そして、怒りにまかせて殺そうとする佐々部。(まだ女装、口調も女言葉)

 

丸山(宮迫博之)に押さえつけられ、手足縛られてカツラ取られて

安子、改め、章大になる。 

“エリート刑事なのにこんな簡単にねじ伏せられるの?”と思っていたら

運動神経抜群の安田くん(佐々部悟)は手足のヒモを一瞬で外して

白いワンピースをめくって、足に隠し持っていた拳銃をパッと取り出して構えた。

この一瞬のシーンがとてもかっこよかった。

これが噂の「ブラック安田くん」なのだと感心した。

※ここでの役はブラックと言うより殺人犯。

 

最後は不幸な思い込みだと知り、警察にも囲まれ追い詰められた安田くん(佐々部)。

“あ〜。佐々部、死んじゃうんだろうな。嫌だ〜。”

と思っていたら。拳銃で胸を撃ち抜いた。

 

“うぉぉぉぉぉぉ(涙)”と心の中で叫んだ。

佐々部の不幸な生い立ちとか、色々可哀相で...。

もちろん人殺しは許されないけれど。

 

安田くんの演技、とっても素晴らしかった。

事件解決を願う熱心なエリート刑事の顔。

エリカに成り代わって、事件を起こす顔。

真実を知って、静かに涙を流す顔。

死ぬ間際の安らかな顔。

 

特番で古沢良太さんが「この役は安田さんにしか出来なかった」

と話していた意味が映画を見て分かった。

 

映画を見終わって2時間経ったが

頭の中がスキャナーでいっぱいだ。

 

 

あと2回は見に行くつもりだ。